20年以上前に納品した模型の修理

年に数回ですが、随分以前に私共で制作した模型の修理依頼を承ることが有ります。中には20年以上時を経た物の修理依頼や改造等の注文を頂く場合もございます。長い間お客様の営業ツールとして、国内のみならず、世界中を飛び回った模型も有ります。
大変ありがたいことです。傷のつき方や破損個所、可動部の不具合等を観て、製作方法の改善や材料選択について大いに参考になります。
プロのエンジニアとは?その製品に関わる全ての人の使いやすさを追求する者。と言われています。
「美しいだけでは叱られます。」なんてキャチフレーズも耳にしたことが有ります。
模型の天敵を上げるとすると。

①衝撃
② 温度差
③湿度

大きくこの3つが上げられます。弊社は様々な3Dプリンタを駆使して6年目になります。その経年変化については充分注意しておりますが、20数年経って初めて解ることも有るでしょう。

数十年を経てもそのディテールを保つ素材に真鍮が有ります。20年前までは専門部門があり優れた人材もいました。模型検査に来られて金属加工技術に感心されて、ご自身の腕時計の修理依頼を頂いたこともございます。

先日、20年前に真鍮で制作した模型のリニューアルの発注をいただきました。
昔を思い出しながらなんとか仕上げる事が出来ました。1ハンダ付けmm幅の真鍮材に0.5mm幅の溝を掘るような老眼には厳しい仕事でした。

西日本模型は「美しい」だけでなく素材特性を生かした、模型作りをしています。また、収納箱や時にはアルミ製トランクに入れて持ち運び可能な物も制作しています。御縁を頂ければ、その時から使用される方々のことを一番に考えます。

2015年 8 月 28日 制作部 長友由典

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