イノベーション

 社長ブログ再開です! 一年半、仕事が忙しくてご無沙汰しました。

 今回は企業にとって必然的に必要なイノベーションについて考えを述べます。あらゆる変化を捉え、それを新しいものを生み出す機会とし、イノベーションにつなげる。これがなければ企業は存続できません。特に模型製作という職人技に立脚したニッチ型の中小企業にとっては、イノベーションを体系的に行わないと発展はありません。

 職人は技術を大切にし、モノにこだわり、自己満足に陥りやすい。その良い面を、自分をとりまくあらゆる変化と結合することにより、イノベーションが生まれると考えています。カイゼンもイノベーションの一種でしょう。

 毎日の朝礼で私はあらゆる分野の話をします。それによって社会の変化、皆が働く環境の変化を知ってもらい、その変化をイノベーションに結び付けて欲しいからです。

 日本の「失われた20年」の原因の1つは、1958年の「経済白書」がイノベーションを「技術革新」と訳したことにあると思っています。今でも新聞や雑誌がそのように訳しているのを見かけます。明らかに誤訳です。イノベーションは技術分野だけに限りません。イノベーションの誤訳はガラケー(ガラパゴス・ケータイ)を生み、スマホ(スマートフォン)のような社会的イノベーションに発展する発想には至りませんでした。

 スティーブ・ジョブスはイノベーションの天才ですが、恐らく本人にはその自覚は無かったでしょう。あらゆる社会の変化、個人のニーズの変化が彼の頭を駆け巡ってスマホを生み出す機会となったのでしょう。私もiPhone 6sを重宝しています。IoTの時代になり、我が家の家電製品の状況確認や調節がスマホでできるそうですが、私にとっては夢の話です。

 イノベーション! 下手に日本語に訳さない方が良さそうです。

 

 

(2016年1月27日 田村寛人)

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