コスタリカから来た留学生

 一年前、中米のコスタリカからロサさん(17)が日本に一年留学で来て、東京の娘の家庭にホームステイしました。その前年に高校1年の孫娘が自分で選んだコスタリカに一年留学し、同年輩のお嬢さんが2人いる家庭でお世話になってとても楽しい日々を送って帰国しましたので、そのお返しということもあって逆に来日留学生のお世話をすることになったわけです。今の日本では、このようなお互いの学生の交流は当たり前のことになっているようです。大変良いことだと思います。

 一年は早く経つもので、ロサさんは先月コスタリカへ帰りました。さびしい気がします。昨春来日まもない頃東京で皆で食事を一緒にしたときは日本語に苦労していたようですが、夏に孫娘と大阪に来た時はスムースな日本語でした。心斎橋、道頓堀、水かけ不動、グリコの看板とかに道楽、夜の食事と昼のたこ焼き、ユニバーサルスタジオ、大阪城天守閣を楽しんで帰りましたが、日本で一番印象に残るのは動くかに道楽の看板を見て、たこ焼きをいっぱい食べた道頓堀だったと言います。心斎橋・道頓堀界隈がインバウンドの人たちに埋め尽くされる理由は、大阪にしか無いものとラテン的な大阪の雰囲気に皆がはまることにあるのでしょう。

02写真:大阪城でのロサさん

 コスタリカはパナマの隣国で、東は大西洋(カリブ海)、西は太平洋に面し、日本の九州と四国を合わせた面積、国土の半分は海抜500m以上の高地で、豊かな自然と世界の動植物種の5%、鳥類・蝶類・ランに至っては世界の種類の10%が生息する、豊かな自然に恵まれた国です。地球幸福度指数(消費される地球資源量あたりの一人ひとりの幸福・健康度=持続可能な幸福度)でコスタリカは3年連続1位を取っています。全世界がコスタリカを見習わないと、地球は将来滅びるということです。美人が多いこと、コーヒーが美味しいこと、観光地の多いことでも知られています。首都サンホセ付近の治安はあまり良くないのですが、地方は女性でも一人旅できる国と言われていますから、しっかりした現地の旅行社や知人がいる場合は安心して楽しめる国だと思います。

 最初に、お互いの学生の交流は良いことだ、と書きましたが、ホームステイ先には考慮が必要のようです。先進国(特に英語圏)ではホームステイを収入源にしている人たちがいて、せっかくの留学を楽しめないで帰ってくる学生も増えているようですから、注意が必要です。

 

(2016年3月12日 田村寛人)

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