情報革命②インターネットが選挙を動かす

昨年7月の参院選からインターネットを使った選挙運動が解禁されました。運動員、電話、選挙公報、新聞・テレビなどのメディア等による従来型の選挙運動に、インターネットとツイッター等SNSが新たに加わりました。

舛添要一氏の圧勝になった2月9日の東京都知事選挙で、田母神俊雄氏は当初は泡沫候補の一人と見る向きもありましたが、投票総数の13%に当る61万票を獲得しました。これは宇都宮健児氏や細川護熙氏の得票数の2/3近い票で、予想以上という声が出ています。

出口調査によれば、20代は舛添氏の36%の次が田母神氏の24%、宇都宮氏19%、細川氏11%と続いています。30代も田母神氏が細川氏を上回る17%をとりました。年を重ねるにつれて40代14%、50代11%、60台7%、70代6%と減少していきます。

大方の見方は、若い人はインターネットを見て判断することが多い、ということです。それでは選挙運動期間中のホームページを見てみましょう。田母神氏は危機管理のスペシャリストを打ち出し、災害時に活躍する自衛隊の迫力ある写真を載せています。東日本大震災と福島原発問題に対する都民の感じ方は、関西人とは比較にならないほど敏感です。最も重視した政策についての出口調査では、「防災」は6~8%と少ないのですが、あらゆる問題に「危機管理」が最重要課題であることを若い人は感じ取ったのでしょう。

宇都宮氏のホームページは細かい政策を羅列しすぎて、焦点が絞られてません。これでは滞在時間が少なくなるでしょう。細川氏のホームページは重くて開くまでに時間がかかりすぎて直帰率が高いと思われますし、政策が原発ゼロを初めきれいごとすぎると思います。

結局、若い人が良く使うインターネットで田母神氏が勝利したと言うことでしょう。このことは全主要候補が利用しているツイッターのフォロワーの数で田母神氏がトップ、話題占有率でも田母神氏が常にダントツだったことでも理解できます。

新聞の予想記事やテレビの評論家の発言を聴くことが多い年配の人と違って、若い人はインターネットで生の政策を読んでいるだけ政治に関心が深く、自分なりの判断ができるのかも知れません。

10代、20代、30代の人達が育ってスマホやタブレットの所有率が高まると、確実に政治が変わります。1月30日の社長ブログで情報革命のことに触れましたが、都知事選でインターネットの政治への影響が現実のものになってきたと思います。

日本の若い人達を信頼してます。10年後、20年後が楽しみです。

西日本模型は20代から70代までの社員が均衡していて、元気に働いています。70代でもスマホや最新のタブレット(Surface)を使っています。皆がインターネットをよく使いますから年齢による考えの違いは少ないと思います。それが強みです。

1992年7月製作 都庁第一本庁舎鉄骨構造模型

1992年7月製作 都庁第一本庁舎鉄骨構造模型

(2014年3月10田村寛人 先月の朝礼での話より)

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