脱大量生産大量消費の時代が来る

大阪商工会議所 北支部主催で、朝日新聞 大阪支社 経済部編集委員 多賀谷克彦氏のセミナーに出席しました。主題は、消費税率引き上げの消費者心理を読み解くですが、今の日本経済を取り巻く根本的な変化に触れた気がしました。

東京で話題になっている、2k540 AKI-OKA ARTISAN。ものづくりをテーマに、アトリエや工房が中心となり、カフェもある。職人的なクリエーターでもある店主は「自社ブランドでものが売れる」「お客さんと話ができる」と喜び、多賀谷氏は「消費者とつながる高架下の店、このわくわく感」「地方としての東京、ものづくり、コミュニケーション、才能」と表現する。どこのショッピングセンターにもある量販店はありません。

これは「脱大量生産大量販売」の象徴でもあります。それを予期させる出来事はあちこちに起きてます。
ユニクロが売値を5%上げた。
パートとアルバイトが足りない。
・運転手が足りない。
消費増税後も高級志向は残る。
・若い人が車を買わない。
・オムニチャネルが広がる。

円安で大企業の利益は大幅に増えているにもかかわらず日本の貿易収支が23ヶ月連続の赤字で、赤字幅が一向に縮小しないのは、日本経済が「大量生産大量販売」から脱却できないことが大きな理由だと思います。円安の利益を新しい事業分野に投資できないのです。2k540を見れば、日本の行くべき道が分るかも知れません。

(2014年6月28日 田村寛人)

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