3Dプリンター革命

1785年ジェームズ・ワットが蒸気機関のエネルギーをピストン運動から円運動へ転換させることに成功、第一次産業革命が急速に進展しました。1908年ヘンリー・フォードが内燃機関を積んだT型フォードの大量生産を開始して1500万台も売り、同時に電気・電子分野の発展もあって、第二次産業革命が開花しました。3Dプリンターの登場が第三次産業革命の起爆剤になるのか、答えは50年後を待たなければなりません。

3Dプリンターは現在世界で約50種類が発売され、価格も5万円のキットから1億円を越す高級機まであります。オバマ大統領が今年の一般教書演説で「殆んどのものづくりを一変させる革命を起こす可能性を秘めた3Dプリンティング技術」と述べ、研究所を幾つも作ることを約束しました。これは、3Dプリンターの大半を米国のメーカーが販売している自信の現れと見ることもできます。

50年後の評価はどうなっているでしょうか。オバマ大統領は「3Dプリンティング技術を次世代の労働者達が習得する最新の研究所を作った」と言っています。これには国防省もからんでいます。我々が知っている3Dプリンターをはるかに超えた夢の世界を狙っていると思えてなりません。

原料を考えましょう。地球上でも、月や火星でも、最も簡単に入手できるのは砂です。それを固形化するセメントも粉です。補強材とバインダーを開発すれば、50年後には世界の多くの住宅は3Dプリンターで建てられるでしょう。塗料を混ぜれば好み通りカラフルな壁面デザインの素敵な我が家があっという間にでき上がります。新しい内装工事の技術など、膨大な周辺産業が生まれます。土木工事もそうです。既に3Dプリンターでつくる月面基地の計画が欧州宇宙機関(ESA)から発表になっています。

今、当社にあるカラー3Dプリンターを使えば、上記のような住宅の模型(1/75~1/250)がカラーで室内までそのままでき上がります。ラピッドプロトタイピングによる機械・プラント模型も手掛けています。安い3Dプリンターを買えば家庭でも容易に必要な部品ができるような記述がありますが、当社のようなプロ用の3Dプリンターとかなり高度な製造ノウハウがなければ難しいと思います。

3Dプリンターに限らず、立体造形をご希望の方には、最も経済的な方法をご提案します。お問い合わせください。

(2013年10月31日 田村寛人)

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