リオオリンピックは感動のドラマ・2020東京を成功させよう

 2016リオデジャネイロオリンピックが17日間の熱戦競技を終え821日閉会式がありました。お盆休みを挟んでの会期でしたので、テレビ・新聞の報道にくぎ付けになり、こんなに手に汗握って楽しんだオリンピックは初めてでした。南アメリカで初めてのオリンピックは、リオで生まれたサンバで始まりサンバで終わる、自由奔放な、陽気な雰囲気をかもし出し、新記録は続出、日本選手もよく頑張りました。金・銀・銅のメダルの重さは、選手にとっても我々にとっても夫々が最高のものでした。

 ブラジルは地球で日本の正反対に位置する国ですから、選手の足の裏は日本を向いていたわけで不思議と親近感が湧いてきます。閉会式で披露された2020東京のプレゼンテーション、ネットではノーカットで見ることができますから、世界中の人が繰り返し見て期待を膨らませていると思います。安倍首相が国会を出て閉会式に時間が間に合わない、マリオに変身してドラエモンの四次元ポケットから出たドリル付きの土管に乗って地球を貫き、リオのエスタジオ・ド・マラカナン競技場で土管から現れる、ブラジルと日本は隣国のように近い、2020年は東京で会いましょう! このクリエイティブなプレゼンは世界中から絶賛されています。日本もこんなプレゼンができるんだ、と我々日本人もびっくりした位ですから。

 8月24日選手団を乗せたチャ-タ-機が羽田に着き、同乗した小池都知事が五輪旗を持って帰りました。

2020東京を成功させるには数多くのことを4年間にやらなければなりません。重要なことは①選手が持てる力を出し切れるような大会にすること、②開催費削減、③日本選手の強化、④パラリンピック競技参加者が安全に参加・移動ができるような施設、⑤テロ対策、だと思います。

①については、平和で自由で明るい大会にしたいものです。開会式では日本の歴史紹介などはやめ、現在の日本各地の祭りやアニメ、大勢のロボットの踊りとおしゃべり、ポケモンGO、リニアモーターカー、人工流れ星、宇宙開発、iPS細胞など日本の現代から未来の明るい話題で埋めるのが良いと思います。7月・8月の暑い最中に東京でやるのですから、選手の食事と健康を一番に考えることです。競技施設については心配していません。黙っていても日本人はやります。

②の開催費削減については小池都知事と森喜朗2020輪組織委員会会長におまかせしましょう。リオの節約例もご覧になっていますからうまくやるでしょう。結果はご両人次第です。ただ、安全にかかる費用を削減してはいけません。 

③の日本選手の強化は英国に習うことです。1996年アトランタでの金1メダル15が、2012年ロンドンでは金29メダル65になり、2016リオでも金27メダル67で金では米国に次いで2位になりました。しかも英国の人口は6500万人で日本の半分です。リオでの日本柔道の復活も参考になります。スポーツITが革命を起こしています。 100mでは9秒台を出してない日本の4選手が400mリレーで米国(後で失格と分かりましたが)を抜いて銀を取ったのもITのおかげと思います。データによるチームの戦術分析、トレーニングプログラムの作成、選手のコンディショニング、スポーツ障害予防などにスポーツITATがますます効果を発揮していくでしょう。但しスポーツITATにはお金がかかります。森喜朗会長はそういうところにお金を使ってほしいものです。2020東京では世界第3位の金メダル数を目標に掲げています。リオの倍以上です。国内の選手強化施設と同じく海外での日本選手強化拠点の整備も大切でしょう。

④のパラリンピック競技はリオで97日から始まります。日本選手の活躍が期待されます。東京では最近もホームから盲導犬をつれた身障者の転落死亡事故がありました。4年後は痛ましい事故が起きないよう思いきった対策が必要です。

⑤のテロ対策も重要な課題です。国際的な情報交換や水際対策も大事ですが、欧米で見られるマークした人間を徹底して監視するシステムが日本では弱いような気がします。 昨年11月のパリ同時テロ以降、世界で多くの無差別テロが行われています。政府が組織的犯罪集団を対象に「テロ等組織犯罪準備罪」を作るそうですが、4年後の東京に間に合うよう、国会審議が早く進むことを願っています。主要施設の出入りの荷物検査は莫大な人員と機械が必要ですが、どうするのか方針決定が難しい問題です。移動する人の列を瞬間的に検査できる機械が開発されないものでしょうか。

  世界が期待している4年後の2020年7月24()開会の東京オリンピックを必ず成功させましょう。

 更に、2020825()開会の東京パラリンピックは、日本の社会が障害のある人もない人も互いに尊重し、支え合う共生社会を実現するために全力を尽くさなければなりません。

 

(2016年8月31日 田村寛人)

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