3Dプリンタで作れないもの

 昨今3Dプリンタは様々な機種が発売され、安価なそれは10万円以下でネット販売されるようになりました。電気量販店等でも購入可能なようです。コピー屋さんやコンビニ店で書類をコピーする様な感覚で3Dプリントできる場所も在るようです。オリジナルのスマートホンケースや立体自画像を誰でもが造形できる時代になりました。

弊社も2011年より3Dプリンタを導入しました。今では3台ある機械をそれぞれの特徴を生かしながら、「道具」として使いこなしています。

然しながら、50年以上経てなお機械化出来ない分野があります。上記最新機器をもってしても思うような仕上がりになりません。自信をもってご提供できません。それは植栽製作の分野です。
私共は主に建築模型分野において、計画建物や地盤はもちろん、周辺環境の再現にも創意工夫してきました。山海・河川・公園・学校等を表現するうえで欠かせないのが植栽のもつ力です。

 西日本模型の樹木はスケールに関係なく1本1本手作りです。そのクオリティには自信があります。
広葉樹・針葉樹の区別はもとより、1/200以上のスケールになりますと樹種固有の形状や葉っぱの色までも再現しています。製作スタッフは高木から地衣植物まで精通しています。

造園設計者は計画地特性等を加味して、1本ずつ樹形等にこだわって設計されます。また数百年ずっとそこに立っていて保存樹として残され,また生かされる大樹もあります。我々は模型でそれらに命を吹き込みます。マンション計画においても植栽計画の打合せを個別に行ってきました。

カナリ-椰子竹林
 時の流れに逆行するようですが、手作業の尊さを改めて感じています。  製作部 長友由典

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