
西日本模型を支える縁の下の力持ち
我社の1階には大型機械が設置されています。中央は木工用で、パネルソー、昇降盤、バンドソー。
別室1には炭酸ガスレーザー機が3台有ります。別室2はまるで町工場がそのまま納まっていると言ってよいと思います。
そこには昭和から平成の初めに導入した4台の機械が、今なお現役バリバリで稼働しています。
そのラインナップはと言いますと。
MC ヤマザキマザック社製 1990年 平成2年 24歳
旋盤 浜松工機製 1983年 昭和58年 31歳
彫刻機 石塚精機製 1982年 昭和57年 32歳
フライス 三星機械製 1975年 昭和50年 39歳
ボール盤 吉田鐵工製 年齢不詳
フライスとボール盤は私の入社前ですが、他はずっと長い付き合いですので、思わず擬人化してしまいました。中高年の方はお判りでしょうが、導入当時いずれもクラス最高・最新機能付きを吟味しました。おかげで大きな故障もなく立派に働いてくれています。やはり日本製は凄いなと思います。メンテナンスはそれなりに大変ですが、「ものづくり」の原点は材料・道具・機械を大切に扱うことにある。と思っているので、動かなくなるまで使い続ける所存です。
私は52歳ですが、この機械場で仕事しているときが一番充実しています。機械達にパワーをもらっている様に感じることが有ります。今は大型マンションの柱・梁をNC加工しています。機械は夜通し動かすようにしているので、2倍働けるのです。
想えば、人もしかりですね。メンテナンスが大事です。油もさして、時にはオイル交換もしなければ錆びついてしまいます。入社時の才能が上手く開花できません。人に替わりは有りません。胆に命じて実践していきたいと思います。
制作部 長友由典