ジオラマとは

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2023.12.25

前回は模型の種類について調べてみました。

と言っても、はっきりとした定義や決まった分け方がないようで、確実な情報をお伝えできず申し訳ございません…

「他にもこんな模型の種類があるよ!」などございましたら、ぜひご教示ください!

 

さて、その模型の種類の中で気になった「ジオラマ」について今回は調べてみます。

気になった理由は、「ジオラマ」だけが唯一「〇〇模型」という名前ではなかったからです。

単純な理由ではありますが、ほとんどの人が「ジオラマ」が模型の一種だと認識している、一般的な用語だと思いますので、どのように日本に定着したのか気になっています!

なので、また事典でどのように表記されているのか引いてみました。

 

日本大百科全書(ニッポニカ)

(1)一部半透明の画面の両面に絵を描き、表裏から交互にさまざまな光線を投射して映像を変化させる装置。近代写真術の先駆者であるフランス人画家ダゲールとブートンが考案、1822年にパリでジオラマ館を開場して人気を集めたが、のち映画の興隆により衰退、現在はほとんどみられない。

(2)背景画の前に人物や動物などの立体模型を置き、照明を当てて、現実の光景のようにみせかける装置、見せ物。わが国では1889年(明治22)東京・浅草にヂオラマ館が開設されて評判となった。今日でも博物館の展示用に使われるが、パノラマより部分的である。

 

日本国語大辞典

透視画の手法を応用し、連続した光景を描いた長大な油絵の前に事物を配して照明を施し、窓からのぞくと現実の光景をみるように思わせる装置、見世物。一八二二年、フランス人ダゲールがパリで初公開し、日本でも明治二二年(一八八九)東京浅草にジオラマ館が開設されて流行した。幻視画。透視画。

 

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

「幻視画」ともいう。背景を描いた幕の前に,小道具や人形などを配し,これに照明を当てて,光の強度や方向の変化により立体的な実物感を与える装置。両端に設けたシリンダによって背景幕を巻取り,それに描かれた風景を移動させる。 1822年にフランス人の L.ダゲールによって発明され,明治の初め日本にも伝わり,89年には浅草公園に「ヂオラマ館」が設けられて見世物興行を行なった。現在でも博覧会や宣伝用のディスプレーなどに使われている。

 

デジタル大辞泉

1 立体模型。ミニチュアの人物や物と背景とを組み合わせ、ある場面を立体的に現すもの。

2 遠近法を用いた背景画の前に人物・動物などの立体模型を置いて照明し、窓からのぞくと現実の光景のように見えるようにした装置・見せ物。幻視画。

 

昔は私たちがイメージする「ジオラマ」とは違い、立体的ではなかったようです。

絵に光を当てて立体的に見せていたものが、次第に実際に立体物を置くようになり、映画の隆盛で見世物興行としては衰退したが、展示用模型として名称が残った、といったところでしょうか。

確かに「ジオラマ」と聞くと、説明用の模型というよりは、情景を切り取ったような模型をイメージしますし、「情景模型」と呼ばれることもあるようです。

 

最後に、弊社制作のジオラマの写真をご覧いただきたいと思います。

皆さまにとって心動くようなジオラマであれば幸いです。

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